【頼る(たよる)と頼む(たのむ)】は違うのよ。

 

こんばんは。
アクアとおんの石川美樹です。

あっという間に、今年も12分の5ヶ月がすぎてしまいましたね。
歳をとると、時間が経つのが早いと言いますが、本当ですね、、、、。年々早くなってきます。汗
(このような前書きは何度書いたことか、、、、笑)

さてさて、今回のメルマガは、

頼る(たよる)と頼む(たのむ)は違うのよ

というテーマでお届けしようと思います。

頼る(たよる)と頼む(たのむ)は漢字は同じですが、
意味も心理状況も全く違うことに気づくと、

あ、私、頼む(たのむ)こはできるけど、
頼る(たよる)とができていていなど、
自分自身の癖を知るとができます。

まずは、辞書でその違いを見てみましょうか。

Googleで検索 Oxford Languageより、

【たのむ】
  1. 希望通りの物事をしてくれるよう、他人に願い求める。
     「例/借金を―」
     
  2. 2.
    それを力として、たよる。助けとして期待する。あてにする。
     「例/権力を―・んで暴行を働く」
     

【たよる】

  1. 助けてくれるものとして、よりかかる。たのみにする。
     「例/兄に―」
     
  2. 2.
    つながりを求める。てづるとする。
     「例/知人を―・って渡米する」

いかがですか?
ニュアンスが違いますよね。

私の例でお話ししましょうか。
私は頼り(たより)下手です。
ですから、どうしても頑張り過ぎて潰れる傾向が昔からあったし、頑張るのも好きでした。
幼少期から「なんでも自分でやりなさい!」と、自分でできることがいいことだと育てられたので、【たよる】というとが、よくわからなかったのです。というか、したことがなかったのです。

ある時、恋愛下手な私に、恋愛上手な友人が、

美樹(私の名前)! もっと頼らないとダメだよ。

美樹だったら、例えば、トイレの電球を取り替えるにしても自分でやっちゃうでしょう。
なんとか椅子持ってきたりして、そしてどうしてもできなかった時だけ【たのむ】。

でもね。もし自分一人で電球くらい替えられたとしても誰かに【たよる】ことっての大事だよ。
「●●さん、どうしてもトイレの電球に手が届かなくて困ってるの。助けてくれないかな?」と!!

 

そうなんです。
たよるは、相手に寄りかかったり、つながりを求める行為なんです。助けてもらう行為は、たのむもたよるも一緒かも知れないけれど、《たよる》には、相手のことを《信頼すること》が含まれていのです。
そして、たよられた方は、

「自分は信頼されているんだ。相手と繋がっているんだ!」

と、想いを持ってもらうことができ、距離が縮まっていくのです。ですから、相手のためでもあるんですね。
恋愛関係だけでなく、人と繋がる時に相手への想いは大切です。

 

私のように、《たよる》のが下手な方は、どうしても自分だけで頑張り過ぎてしまったり、完璧主義に陥って燃え尽きてしまったりする傾向が出てきます。

メルマガをお読みのあなたはいかがですか?
きちんと、《たよる》ことが上手にできていますか?

もし、《たよる》ことが苦手だという方、
自分自身に、このように質問をしてみてください。

 

Q1. もし《たよる》ことをしてしまったらどんなデメリットが私に起こっちゃうのかな?
Q2. 《たよらない》ことで私はどんなメリットを得てるのかな?

私の場合、
A1. 《たよる》って、本当の私をみせること。それを断られたらショックを受ける
A2 上記の理由により、ショックを受けないですむ

こんな答えが出てきました。

このメルマガを読んでいらっしゃるあなた。
もし《たよる》ことが苦手だというのであれば、ぜひ、このような質問を自分自身に問いかけてみてください。

新たな気づきが生まれてくると思います。

そして、その癖は、幼少期に作られることがほとんどです。
私の場合、先ほども書きましたが、母が「なんでも自分でやりなさい」と、母親自身の価値観、「人に頼らず、なんでも自分でできることが一番いいことだ」を無意識に刷り込まれていたのです。

幼少期に刷り込まれた価値観は、
大人の私たちのこころに無意識に影響を与えてるんですね。、、、、、。
もちろん、なんでも自分でやることで成功する人もいますが、
もし、ご自身の中で、何か不器用感があるならば、幼少期の記憶が心の傷として関係しているかもしれませんね。


本日のメルマガはいかがでしたか?
不器用さん、頑張り屋さんのあなたの癒しのヒントになりますように!

 

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