「何もいいところがないので、面接で自己アピールできない」と思っている人への解決策


就職活動などの面接では
自己アピールはとても大切ですよね。

しかし面接官に、

「あなたの性格や性質での良い点は?」
「今までやってきたことで自信のあることは?」
「あなたの強みはなんですか?」 
「その強みをどう仕事に生かすことができますか?」
「人生経験の中で、我が社で生かせることはなんですか?」

このように聞かれたとしても、


「え? (何もない、、、、、)
 あの、、、え〜と、、、、、
 強みはというと、優しいところかな、、、
 (でもみんなに優しい訳じゃないし、、)」

「え? (自信のあることなんてないよ)
 あの、、、え〜と、、、、
 真面目かな。
 それをどう生かすのかと言うと、、、、、、
 (私の真面目なんて仕事になんて生かせない)
 え、、、、と、あの、、、、」


と答えに窮してしまい、
面接の緊張とともに自爆してしまう人がいます。


もしあなたが
このようになってしまう人で、
きちんと自己アピールできるようになるためには、


① 自分をよく知ること
② その自分に自信を持つこと


が大切です。

と、よく言われますが、


しかし、
それができたら苦労はしない訳です。


しかも、きちんとできるようになるために
自己分析している時点で、


「あっ、やっぱり、
 私には何もいいところがない、、、」

と、

傷口に塩を塗るように、
自信のない自分の泥沼にどんどんハマってしまいます。



さぁ、このようなあなた。
どのように改善していったらいいのでしょうか?




《何もない》のですか? それは本当ですか?


《何もない》という言葉。

本当に何もないのでしょうか?
絶対にそれは本当でしょうか?
本当じゃないのに、
《何もない》と表現していませんか?

多分、0.0000000001くらいでいいならあるけど、
そんな少しは《ある》に値しないと
否定しているだけなのではないでしょうか?


たとえその0.0000000001を
《ある》として表現したとしても、


「コツコツと仕事をこなすことができる」
→ しかし、仕事遅いんです。

「派遣やバイトで色々な職種を経験してきた」
→ でも、何かひとつに秀でている方がいいに決まっている。

「人に気に入られようと無理に合わせない」
→ これって対人関係苦手ってことじゃん。


あ”ぢゃ〜〜。
「やっぱりいいところなんて《何もない》んだ」と、

全くないという0の状態 

自分でしていませんか?



このように、
いいところを探そうと努力すればする程、
《全く何もない》ループに陥ってしまい、

「やっぱり」

という言葉を使って
そのループをどんどん強化していきます。


しかし、
0.0000000001 でも ある ことと、
ない のとでは、

前に進んでいく時に、
心理的に大きな違いが生まれてくるのです。

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せっかく良いところを見つけた私を否定するものは?


せっかく、0.0000001でも良いところを見つけたのに、

「まわり人はそう思わない」とか、
「そんなハズがない」とか、
「誰もそれは認めないでしょ」とか、

決めつけた自分の価値観 で否定し、

もしかしたら、
そのような目線で見ない人がいるかもしれないのに、
「なにも」という表現で、
「100%自分はないんだ」と
自分をねじ曲がった目線で見てしまいます。


自分の中に、
0.0000001 を認めようとする私を、
厳しい目線で批判する別の私が 
はねのけてしまい、
そちらが勝ってしまう状態だと言えます。

0.0000001を認めようとする私は、
いつもシッポを丸めて退散していくのです。



では、なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか?


脳は、否定形を認知できないと言われています。

例えば《太りたくない》からダイエットする場合、
頭の中では、
自分が避けたい《太っている》状態をイメージし、
それにバツ印をつけて
《太っている》を避けようとしている状態です。

私達は頭で描いたイメージの方へ向っていきますが、
そのバツ印は認識されないので、
向っていく方向は《太っている》方向になってしまうのです。


ですから、ダイエットしたいときのイメージは、
《太りたくない》からダイエットするのではなく、
《理想の体型》のためにとか、
《スリムな綺麗な体型》の私とか、
頭の中のイメージを《ない》という言葉で否定しないで、
素直に欲しい状態をイメージしたほうがいいのです。


せっかく0.0000001でもあるですから、
その《ある》の目線でスタートするが大切なのです。

となると、
0.0000001《しかない》という表現もNGという事になります。




■ 最初の解決策 ■

1 《ある》の目線で語るクセをつける。
2 《ない》という否定形で自分の欲しいものや夢を語らないで、
  プラスのイメージで夢を語る。




でもどうして「何もない」と思ってしまうのです、、、(涙)


でも先生、
それは頭では分かるんですけど、
それができないから苦労しているんです、、、、、、。


どうしても《何もない》ように思っちゃうんです。
なぜ《何もない》と否定することが
やめられないのでしょう?


では、
「なぜ辞められないか?」を考えるのではなく、
このように考えてみるといいかもしれません。


「反対に、0.000001の良いところを
 認めてしまうと
 どうなってしまうのでしょう?」



え??(考えたこともないな〜)



「いい気になる」
「反省しないでまた間違える」
「失敗を繰り返す私になる」

→ こうなると、私は親やまわりから怒られる。



そうなんです。
0.000001を認めてしまうと最終的には
誰かから攻撃されるので、
攻撃される私にならないよう、
自分を守るため に、
「何もいいところがない私」持ち続けることで、

「失敗しない」

「間違えない」

「いい気にならない」

そんな私に《ならない》ように守ってくれているんです。


意識的には変えたいと思ってていも、
「攻撃から自分を守る」という、
潜在意識にある生存本能のほうが優勢になり、
本当はやりたいのにできない状態を引き起こしているのです。

しかも、守ってくれているその言葉が、
先ほどお伝えしたような、
痛みを避けるために《ない》という否定系でイメージしているので、
避けたいことが引き寄せれてくるという
悪循環のループになってしまっているのです。


では、その悪循環のループを断ち切るには
どうしたらいいのでしょう?




インナーチャイルドが鍵を握る



「小さい頃に傷ついた心の記憶が、
 大人の行動に影響を与える
 その様はまるで子供のようだ」

このことをインナーチャイルドと言います。

子供の頃に傷ついた記憶のことをだけを
インナーチャイルド言うのではなく、
大人になった今のあなたの
行動に影響を与えてしまうこと全体を含めて
インナーチャイルドなのです。


インナーチャイルドは心理学用語ではありません。

しかしインナーチャイルドという言葉を使って説明すると、
変えたいと思っても変えられない
心理や行動を上手く説明することができるのです。


詳しくは、
インナーチャイルドとは? をお読みになっていだくか、

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より深くご理解いただけると思いますが、

「何もいいところがないので、面接で自己アピールできない」ことも、
インナーチャイルドが大きく関係しているのです。


インナーチャイルドは
無意識が大きく影響しています。

無意識のメリットとして、
何度も行動を刷り込む事により
行動が自動的になることがあげられます。

よく自転車を乗る事で説明されますが、
最初はバランスを取ることやペダルを踏むタイミングなど、
意識的に一生懸命にやっていたことも、
何度も何度もそれを続けているうちに、
無意識が勝ってにやってくれるようになります。

酔っぱらって意識がなくても、
翌日起きたら、パジャマに着替えて、
きちんとコンタクトレンズも外して保存液に入っていたりする。笑
これも無意識の仕業です。


親にいつもダメだしされてばかりいた子供は、
自分のいい点を探すのではなく、
自分のダメな点ばかりに焦点をあててしまいます。

怒られることは小さい子にとって生存に関わる重大なことなので、
心が痛まないように、
傷つかないようにすることを優先的に選択し、
それを何度も何度も続けてしまえば、
無意識に刷り込まれ、
インナーチャイルドが形成されてしまうのです。


「何もいいところがないので、面接で自己アピールできない」
大人のあなたの行動も、実は、
小さい頃に傷ついた心の記憶 から
形成されている可能生が大きいのです。


ですから、
インナーチャイルドを解決することが、
「何もいいところないので、面接で自己アピールできない」
ことを改善するための
もうひとつのアプローチとなるのです。


■ 解決策 その2 ■

小さい頃に傷ついた心の記憶から作られた
インナーチャイルドを解決すること。
 



 

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では、どのように
インナーチャイルドを解決していったらいいのでしょう?

まずは、自分の中に、
インナーチャイルドが潜んでいるということを
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