こんばんは。
アクアとおんの石川美樹です。
8月も終わりに近づいてきましたね。
やっと連続の雨が終わったかと思ったら、
あら? なんだか秋の空気を感じるのは私だけかしら??
まぁ、残暑が厳しいよりいいかな?!
さて、本日のメールマガジンは、
《やりたいのにできない時のインナーチャイルド》
というタイトルでお届けしようと思います。
まず、A子さんの朝の風景をご覧(ご一読)してください。
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「早く食べなさい!
早く支度しなさい!!
早く顔を洗いない!!!」
何度言ってもぐずぐずと朝の支度をしない息子に、
「早くしなさいってさっきから言ってるでしょ(怒)
ガシッ!!」
力強く息子の肩を揺すりながら
罵倒するような声で叫んでしまいました。
びくついて萎縮し、
震えながら涙を流す息子。
しかしどうしても怒りが治まらない、、、、、、。
息子が学校へ行き一人になってみると、
後から、いつものように罪悪感が襲ってくるのです。
「あ、、、。またやってしまった。
息子はまだ小学生。
イライラをぶつけるのではなく、
本当は優しく言ってあげたい。
しかしイライラの方が勝ってしまう、、、、、。
私はなんでできないんだろう?」
このような私から脱したい、、、、。
でもできないんです。
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A子さんの朝の風景でした。
このA子さんと同じように、
《本当は〇〇したいのに、◯◯ができない》ことで
悩んでいらっしゃる方って
とても多いのではないでしょうか?
この悩みを改善する場合、
1 「本当にやりたいのにできない場合」と、
2 「本当はやりたくない場合」
そのどちらなのかを見極める必要があります。
インナーチャイルドを行動面まで改善させていくには、
このポイントはとても大切です。
1と2が折り重なっている場合もあるからです。
ではまず、1の、
《本当にやりたいのにできない場合》を見ていきましょう。
理想 = 優しく話す
現実 = イライラをぶつける
実は両方にメリットを持っており、
これを天秤にかけると、
イライラをぶつける方が勝ってしまうんですね。
イライラをぶつけるメリットとは何でしょう?
例えば欲しいお菓子があっても、
自己主張はせずいつも妹に取られ我慢していた子が、
ある時、ギャン泣きしてイライラをぶつけてみると、
なんと母が根負けし、
欲しいお菓子を勝ち取った経験をしたとします。
すると、
「あっ、、、わがまま言って泣き叫び、
イライラをぶつけた方が欲しいものがもらえるんだ!!」
と学習した場合、
(*心理学でいう学習とは、ヒトを含む動物が経験を通して行動を変容させていく過程のこと)
それ以降、何度も何度も、その行動を刷り込み、
無意識レベルで学習し、
優しく話したいと思って行動するより早く、
イライラをぶつける行動の方早く無意識が選択してしまうのです。
小さい頃は無邪気さ故に、
また、親の抑圧にいい子に我慢していた子が、
「私はイライラをぶつけなければならない。
なぜならば、私の自己主張は通らないから」や、
「私はいい子にしてはならない。
なぜならば、私の思いは通じないから」のように、
価値観や自己イメージまでも歪め、
ある時、振り子が反対に振れるように、
一見マイナスと思われる真逆の行動を学習してしまうことがあるのです。
ですから、
《本当にやりたいのにできない場合》は、
本当にやりたいことも、きちんと持っていますが、
学習故に、反応として行動してしまうので、
元に戻ることができなくなっている状態とも言えます。
さてこのA子も、
イライラをぶつけることが、
話を聞いてもらえる唯一の方法だと小さい頃に学習し、
大人になった今でもそれを続けていたのですね。
では次に2の、
《本当はやりたくない場合》を見ていきましょう。
Vol.2 へ続く。(次回のメルマガをお待ちください)
2017年8月29日のメールマガジンより
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