インナーチャイルドが邪魔をして素直になれない

こんばんは。

アクアとおんの石川美樹です。

 

今年の夏は雨が多い、、、、、。

先日、伊豆の「いるか浜」で花火を見みたのですが、

ここ8年、一回も雨だったことはなかったのに、

今年は初めての雨、、、、、、、、、、、。

でも、雨の中でも、

キラキラと輝く花火は最高でした。

 

さて、そんな花火大会の季節。

以前、「素直に彼を誘えない」

という悩みをお持ちのクライアントさんに

インナーチャイルドセッションをしたことがあります。

心のブレーキを解決し、

無事、花火大会を楽しく過ごせたというケースがありましたので

みなさまもに簡単にご紹介したいと思います。

 

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会社員 A子さん36歳。

やっと彼ができおつきあいを始めたところでした。

A子さんは花火大会が大好き。

しかし、今おつきあいしている彼は人混みは嫌いなタイプ。

出かけることも好きではなく、

ゆっくり家で食事したいタイプ。

しかも暑いのは苦手なので、

花火大会なんて、誘うのがハードルが高いとのこと。

 

駅に花火のポスターが貼ってあったので、

 

「明日花火大会なんだね」と

 

さりげなく促して見たが、

なんの反応もない彼、、、、、。

 

素直に、

「明日、花火大会なの。

　私、花火が大好きだから一緒に行きませんか？」

と誘いたいけど、誘えない、、、、、、。

 

彼女は、一体何が怖いのでしょうか？

 

彼女の心を少しずつ紐解いていくと、

彼女が怖いのは、

 

「自分が提案（差し出す）することが、

　相手に不快を与えるのではないか？」

と怖がっていることが原因だとわかりました。

 

私はこうしたいと希望を伝えること。

私はこっちがいいと意見を伝えること。

私はこう思うと想い話すこと。

 

私の内側から出てきた考えは、

どんなことでも

 

「不快を与えてしまう」

 

と思っていたのです。

 

そこから小さい頃の記憶が蘇ってきました。

幼稚園の頃、

お母さんのために一生懸命に歌った歌を、

お母さんに、

 

「うわ〜気持ち悪い、、、、」

 

言われてしまったことを、、、。

 

お母様はクランシックピアノの先生をしており、

音感がとても良かったそうです。

音に敏感なお母さんにとって、

A子さんの歌はピッチがずれていて、

心地悪い音程だったのでしょう。

で、つい、

 

「気持ち悪い、、、」と声に出して言ってしまったのです。

 

A子さんのお母様は感覚が敏感すぎて、

自分の体の感覚が気持ち悪いと言ったのでしょう。

しかし、そのときにの彼女にとっては、

 

「歌を歌う『私』が気持ち悪い」

 

と思ってしまったのです。

 

それ以降、

気持ち悪い私から出る歌は気持ち悪い歌だし、

気持ち悪い私からでる意見は、

人に気持ち悪い思いをさせるだけだし、

気持ち悪い私が誘う場所なんて、

不快と思わせるだけだわ、、、、、、。

 

と、この経験の記憶から、

痛みを避けるための心のメガネとブレーキが

出来上がっていたことがわかったのです。

 

そこで、そのメガネとブレーキを解除してみると、

 

「先生、、、、

　私？？　気持ち悪い？？　ですかね、、、、？

　なんだかピンとこなくなりました。

　男性とお付き合いした経験がそれほどないので、

　気持ち悪いこともあるかもしれないけど、

　あ、それ、気持ち悪いのではなく、

　不器用なだけで、

　気持ち悪いのとは違いますよね？」

 

このような具合に、

心のメガネが外れ、

心のブレーキを反応で踏まなくなると、

世の中の見え方が変わり、

行動の選択が変わり、

故に、自分自身が変化していくのです。

反応で生きるのではなく、

選択して生きる自由な人生を

選ぶことができるようになるのです。

 

そしてその日の夜、

翌日の花火大会を誘ってみたそうです。

意外や意外。

人混み嫌いだと思っていた彼も実は行きたいと思っており、

ポスターをみて「行きたい」と言わなかった彼女に遠慮して、

誘わなかったとのこと。

 

このお二人、

翌年の春にご結婚されました。

 

さぁ、あなたも，

気になる誰かを誘って、

花火大会に行きませんか？

まだ夏は続きますよ〜。

 

 

2017年8月18日のメールマガジンより

  

 

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